人生を変える1冊の本

1冊の本が人の人生を変えることもある

私の目標は誰もが立ち寄れる小さな図書ルームを作ることである

「何だか疲れた、よくわからいけど辛い・・」
情報社会の今、答えはすぐにネット上にみつかりそうなものだ
それなのになぜ解決しない?

人は悩んでいる時、答えは自分でわかっていることが多い
答えはわかっているけど、できないのである
だから辛い

だったらそれを乗り越えるまでは無理せず自分と向き合う時間を大事にすればいいと思う
ちゃんと向き合い乗り越えた時、その時間が無駄ではなかったことがわかるはずだ

疲れた大人たち

品川駅のコンコースに表示された「今日の仕事は楽しみですか」という広告が1日半で広告掲載を停止した。
「辛くても毎日仕事を頑張っている人々を傷つける」と炎上した
通学する電車の中で子供たちが目にするのは疲れた大人たち
家に帰れば一日働き疲れてはてて帰宅する両親がいる
そんな子供たちに「将来の夢は?」と聞いてもピンとこないも当然だ
そして大人たちもまた「働くことは楽しいぞ!」なんてことは言えない

忙しい毎日とプレッシャー

大人も忙しいが子供もまた忙しい
塾・習い事・部活・テスト・受験・・・1年があっという間に過ぎていく
勉強・部活・競走・・たくさんのプレッシャー
自分の夢や希望を想像する暇すらないのである
回し車で猛ダッシュするハムスターのようである

自分の大切にする一冊を寄付してほしい

私は一人の生徒を10年以上サポートする
その成長過程で、さまざまな壁にぶち当たる
教室に入ってくる足音ひとつで、その日の気分が伝わってくる
「先生、どうしたらいいの?」「どうせうまくいかない」
「大人になんてなりたくない」「生きる意味とかない」
ちょっとした悩みから大きな悩みまで、ひたすら耳を傾ける
そんな子供たちに偉そうにアドバイスをする時期もあった

私は私であって、彼や彼女ではない
育った環境、価値観、生まれ持った性格、ひとりひとり違う
自分を知り、自分で答えをみつけない限り、きっとまた同じことになる

答えはあげられないが、答えを導くヒントは与えられるのではないか?

迷っている時に、一冊の本を手にした人も多いだろう
そんな一冊を手に取り、人生が変わった大人がいたとしたら・・
そんな一冊を、「この一冊がどう自分の人生を変えたのか?」のコメントと共に教室に置かせてもらえたら・・・
壁にぶつかった子供、親御さん、自分と同じ悩みのコメントを目にし、その1冊を手に取ることで、前を向くヒントが見つかるのではないか??
そうふと思った時、図書ルームを作るという計画が動き出した

自らたくさんの人々に会いに行く

図書ルーム計画が始まってから、ビジネスマッチングアプリを使ったり、セミナーに参加したり、自ら素敵な大人たちに会いに出向いた
職種は多岐にわたるが、世の中には素敵な大人たちがたくさんいた
そんな人たちからお勧めの本とコメントを集め始めて2年が経つ
私にとってはどれも宝物だ
これらの本にカバーをかけてコメントをつけて教室に並べていくのが楽しみである

老若男女問わずふと立ち寄ってほしい

スクールの生徒さんはもちろん、近所に住む方、ブログやホームページを読んでくださった方、みなさんに気軽に立ち寄ってもらえたら嬉しい
目標は3年後!
お年寄りの方々も、ふと寄ってくれたら嬉しいな
美味しいお茶とケーキのひとつも出せるようメニューを考えておこう
それまでにどれだけ素敵な方々に会えるのだろう
考えただけでわくわくする
そんなわくわくする大人を見て「大人になるのも悪くない」と子供たちに思ってもらえたら嬉しいな

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